いじめにあっている子どもへの対応【知っておきたい場面別傾聴アプローチ】

心理

話を聴こうと思っても、どのように対応すればよいのか困ったことはありませんか?
対応が難しい事例を取り上げて、アプローチの方法を紹介します。

【いじめにあっている子どもへの対応】

学校でいじめられていても、子どもはそのことをなかなか言い出せないものです。
まわりの人間がいじめのサインに気づくことが大切です。

<心の動き>

現代のいじめは暴力的なものだけでなく、仲間はずれにしたり、無視したり、ネットを使って悪口を流布したりと、陰湿で深刻になっています。

こういったいじめにあっていても、本人はいじめを認めようとしないことがよくあります。

その理由は、仕返しされるのが怖くてどうしていいかわからないということもあれば、いじめられる自分の弱さを恥ずかしいと感じていて、それを人に知られたくないということもあります。
家族がほかの大きな問題を抱えているようなときは、家族に余計な心配をかけたくないと、気をつかって話さないこともあります。

また、話すのがつらいから、話したくないというケースもあります。
つらいことは忘れてしまいたいのに、話せば傷口に塩を塗ることになるからです。

<アプローチの方法>

いじめとは、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じていることをいいます。

本人がいじめられていることを認めようとしない場合も、次のような様子がみられたら、いじめを受けている可能性があります。

●頭痛・腹痛・吐きけなどがたびたび起きる
●一人でいることが多い
●勉強に身が入らなくなった
●気持ちがいつも沈んでいる、食欲がない
●服装が汚れたり乱れたりしていることが多い
●持ち物がなくなる など

いじめのサインがみられたら、急かさず時間をかけてゆっくりと話を聴くようにします。
すると、あるとき突然、いじめについて話し始めます。

そんなときに「どうして今まで黙っていたの⁉」と責めるようなことを言うと、子どもは孤立してしまいます
勇気をもって話し始めたのですから、「誰にも言えずにつらかったね」と、まずはその気持ちを受け止めてあげることが大切です。

いじめがわかると、すぐにでも、いじめている子どもやその親に注意をうながしたくなります。
しかし本人は、親や教師に言ったことがばれたら、陰でもっといじめられるのではないかと怖くて、これまで告白できなかったのかもしれません。
本人がどうしたいのかを聴き、解決策を子どもと一緒に考えるようにしましょう。

また、家庭内だけで解決しようとせず、学校と家庭が連携して対策にあたることが重要です。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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