キレる子どもへの対応【知っておきたい場面別傾聴アプローチ】

心理

話を聴こうと思っても、どのように対応すればよいのか困ったことはありませんか?
対応が難しい事例を取り上げて、アプローチの方法を紹介します。

【キレる子どもへの対応】

キレる子どもは、言いたいことを言葉で言いあらわすことができず、そのストレスを暴力で発散していることがよくあります。

<心の動き>

キレる子どもの心の根っこにあるのは、強い不安感です
親から虐待されていたり、両親の仲が悪く家庭内で言い争いが絶えなかったりすると、子どもは不安で仕方ありません。
また、高い理想を抱いた親から大きな期待をかけられている場合も、子どもはプレッシャーを感じ不安になります。

家庭内だけでなく学校生活でも、いじめにあったり、友だちから仲間はずれにされたりしたときなども、不安は強くなります。

こういった不安によって、精神的にダメージを受けている子どもは、心の安定を保つことが難しい状態にあります。
ちょっとしたトラブルで心の傷が刺激されると、怒りで頭の中がいっぱいになり、感情を爆発させてしまうのです。

<アプローチの方法>

子どもが暴れると、多くの親は怒鳴ったり手をあげたりして、子どもの暴力を止めようとするでしょう。
しかし頭に血が上っている子どもに怒鳴り声をあげれば、ますます子どもは逆上します。
暴力で押さえつけようとするのも同じで、子どもは自分のことを棚にあげて、相手が悪いと責任をなすりつけるでしょう。

このようなことを何度か繰り返すと、周囲の人間は疲れ果て、子どもを刺激しないように無視したり、子どもの言いなりになったりすることがあります。
そうなると事態はますます悪化し、子どもの要求はしだいにエスカレートして、解決の糸口を見失ってしまいます。

子どもの暴言・暴力に、怒りをぶつけても、屈しても、どちらも状況を悪化させることになります。
子どもが怒りを爆発させている間も、毅然とした態度を崩さず、落ち着いて子どもを見守ることが大切なのです。

キレる子どもへの対応として唯一できることは、子どもに安心感・安全感を与えることです。

そのためには、よく話を聴いて子どもが何に不安を感じているのか、その不安によってどれほど心細く、甘えたい感情を抑えなければならないかを感じ取ることです。
すると、そのことが支えになって、子どもはネガティブな感情がある自分に承認を与えることができるようになります。
こうして、自分の居場所を確保できるようになると、心が安定するのです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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