空気が読めない【相手の気持ちを考えてみる】

心の持ち方

いつ頃からか、KY(空気が読めない)という言葉が流行り、空気を読むことが重要視されるようになりました。

たしかに人間関係はコミュニケーション能力に左右されるところが大きいと思いますが、「空気を読む」ということが人間関係において必須なのかというと疑問に感じます。

本来、「空気を読む」というのは、その場の雰囲気や流れを汲みとるということですが、最近は「空気を読む=相手の顔色を伺う」と解釈されているように思えてなりません。

私はコミュニケーションについてお話をさせていただくとき、一人で勝手に相手の気持ちを察するより、相手に直接どう思っているのか確認することを勧めています
また、自分のことを察してもらおうとするのは不健全な甘えであり、もしわかってもらいたいなら相手にわかりやすく自分で説明するよう、効果的な説明の方法をお伝えしています。

私自身もカウンセラーとしてお話をお聴きするときは、時にしつこいほど確認をします。
悩んでいる方のお話は思いこみによるところが多く、一つ一つ確認しながらお聴きしないと、話していることが状況説明なのか、その人の考えや想像なのか区別がつかなくなるからです。
また、こちらから何か説明するときは、時々くどいかなと思うくらい丁寧に言葉を尽くして説明し、わからないことはないかと確認しています。

私たちは、自分でわかりきっていることをつい端折って話しがちですが、相手が同じようにわかっているとは限りません。
それを言わなくても「察してほしい」と望むのは、自分の説明不足を棚に上げて相手に責任をおしつけることになります。

コミュニケーションにおいて、その場の雰囲気をつかむ力はとても大事だと思います。
状況に応じた言動ができるのは、コミュニケーション能力が高いということです。
しかし、これはある程度生まれつきの力なので、もし自分にあまりその力がないと思うなら、無理に気の利いた言動をする必要はありません
無理をして印象を悪くするくらいなら、何もしないでいたほうが安全です

また、相手の気持ちに気づきにくいことに関しては、「申し訳ないけど、私は人の気持ちに気づきにくいところがあるので、わかってないなと思ったら遠慮なく言ってください」と、いっそオープンにしてしまうのも一案です。
また、ある程度はパターン認識で対応できるようになるので、まわりをよく観察することも忘れずに。
わからないときは誰かに教えてもらいましょう。

★空気が読めなくても、率直に相手に確認できれば問題ありません。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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