ホンネをしゃべれない人への対応【知っておきたい場面別傾聴アプローチ】

心理

話を聴こうと思っても、どのように対応すればよいのか困ったことはありませんか?
対応が難しい事例を取り上げて、アプローチの方法を紹介します。

【ホンネをしゃべれない人への対応】

本心を隠してしまう人は、人間関係が深まらず孤立しがちです。
すると、人間関係のトラブルに巻き込まれることも多くなります。

<心の動き>

家族や親しい友人には話したいことを話すことができるのに、面識がない人やあまり親密でない人がいると、まったくしゃべれなくなってしまう人がいます。
また、関心のある話題についてはよくしゃべるのに、自分の考えや気持ちを表現しなければならなくなると、口を閉ざしてしまう人もいます。

このように、場面によって表現がうまくできなかったり、得意不得意に大きな差がでたりするのは、生育環境が影響している可能性があります。

周囲に子どもがいない大人ばかりのなかで育った人や、自己表現をする場が少ないなかで育った人によくみられます
また、自分の本心を語ることに対する強い不安感や、自己開示することへの強い抵抗感によることもあります。
こういった人は、自分が他者からどう思われるのかが気になって、本心を話すことができなくなってしまうのです。

他者の評価が気になるのは、自分に自信がないからです。
自分に自信がないと、他者の評価で自分の評価を感じようとします。
そのため、誰からも「いい人」に見られようとして、自分の意志に反することを押しつけられても断ることができず、偽りの自分を装ってその場を取り繕おうとします。

しかしそんなふうに偽りの自分を演じても、自信がつくわけではありません
そのため、他者の評価を知ることが恐ろしく、いつまでも本心を話すことができないままになってしまうのです。

<アプローチの方法>

本心を語ることに強い不安感を抱いている人は自分を装うことに疲れ、ときにはぶっきらぼうにふるまってみたり投げやりな表現をしたりします。
しかし、その表現の仕方を正そうとすると、二度と本当の自分を出さなくなってしまうこともあります。

本心を語ることができない人には、本人が安心して話ができる人間関係を、根気よく築きあげることが大切です。

話し手のコミュニケーションのとり方や、自己表現の特徴をよく観察してみて、自己表現に慣れていないことが原因だと考えられる場合は、あなたが自己表現のお手本となるようにしましょう。
それによって、欠点も含めて自分を受け入れ、率直に自分を表現するのはとても自然なことだと相手に伝わるようになります。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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