SNSにつながっていないと不安【しんどくならない人間関係のコツ】

心の持ち方

最近あちこちでスマホ依存が話題になっていますが、スマホにさわっている時間の大部分をSNSに費やしているということはありませんか。

時々、ご相談で端末のメールやSNSを見せられることがありますが、その長いやりとりを見ていると、内容もさることながら、「時間とエネルギーがもったいない」「日常生活や仕事に支障がでているのではないか」と心配になります。

文字や絵文字、スタンプだけで繊細な気持ちを伝えることは至難のわざです。
見せていただくやりとりにしても、残念ながら、「これでは問題をさらに複雑にしている」と思えるものがほとんどです。

こみ入った会話をするときは、準備したうえで会って話すことが原則です。
準備するとは、何に対してどう思っているか、そして自分はどうしたいかということを整理するということです。
自分で整理できていないことを相手が理解できるはずがありません。

しかし、ネットではどうしても衝動的になりやすく、準備がおろそかになります。
メールは時間をかけて書くこともできますが、自分の思いこみで独りよがりに展開しやすく、長くなるほど感情的になる傾向があります。
本人は思いのたけを吐きだしてスッキリするかもしれませんが、一方的に気持ちをぶつけられたほうはたまりません。

ところで、あなたはSNSでつながることに何を求め、つながっていないことでどうなることを恐れていますか。
「なんとなく」ではなく、具体的に何を求め、恐れているかを明らかにしてみましょう。

社会人と学生では生活における重要度が違うかもしれませんが、自分の日常で起きたことや考えたことをいちいち他人に知らせて認めてもらわないと気が済まないというのは、他人の評価を基準に生きていることにほかなりません。
他人のささいな日常の出来事にいちいち反応するというのも、「その代わり、私のことも認めて」という意図があるのでしょう。

自分で自分のことを認めていれば、自分の日常について他人の承認は必要ありません。
大事なことは大切な人にわかってもらえていれば充分なはず。
実際に、SNSで多くの人に向けて発信されていることは、ほとんどが個人のつぶやきのようなものです。
気が向いたときに楽しむにはいいですが、あくまでも気晴らし程度のものだと思って利用するようにし、大事なことはできれば直接会って話しましょう。

★SNSは雑談の場だと思って振りまわされないように。
大事なのはリアルな関係です。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史