本心と裏腹なことを言ってしまう、ウソをついてしまう【相手の気持ちを考えてみる】

心の持ち方

AがほしいのにBがほしいと言ってしまう、つかなくてもいいウソをついてしまうのは、もしかしたら幼い頃に本心を素直に言う機会に恵まれなかったのではありませんか。

子供は本来無邪気なものです。
しかし、残念ながら、あなたの子供時代は、素直に感情をあらわせないような環境だったのかもしれません。

例えば、親が気分屋で、何が原因で怒りだすのかさっぱりわからないと、子供は常に親の顔色を伺い、地雷を踏まないように自分の気持ちや欲求を抑えて生きるようになります。
何か聞かれても、自分の本当の気持ちではなく、親の機嫌を損ねないような答えをしようとします。

本当の気持ちを言って受け入れてもらえたという安全な経験がないと、「本当のことを言ってはいけない」というすりこみがされていきます。
そのうち、自分の気持ちや欲求が存在していることさえ忘れてしまうかもしれません。

そして、「本当のことを言ってはいけない」というすりこみにより、悪意をもってわざとウソを言うというより、その場しのぎ的なことを言うようになるのだと思われます。

だいたい、ウソをついてしまうような状況というのは、本当のことを言ったら相手が不機嫌になってしまうかもしれないということが多いものです。
無意識のうちに、ウソをついたほうがその場の相手の反応が少しでもよくなりそうだと思っているのでしょう。
そういう意味では、一種のリップサービスだと言えるかもしれません。

また、本心を素直に言えない場合も「本当のことを言ってはいけない」というすりこみが原因だと考えられます。
本心を言っても受け入れてもらえないのではないかという怖れから、無意識に遠回しで相手を試すような表現をしてしまい、事態をよけいに複雑にしてしまっているのでしょう。

いずれも、相手にしてみれば、面倒くさくてつきあいにくい人になってしまいます。
相手の機嫌を損ねないように気をつかっているのに、その相手が離れていってしまうのではやりきれませんよね。

これからは、少しずつ自分の本心を話す練習をしていきましょう。
そのためにも、まず自分に「本当のことを言っても大丈夫。言ってもいいし、言わなくてもいい」と何度も言い聞かせてあげましょう。
練習をして経験値をあげていけば、必ず本心が言えるようになるので、安心してくださいね。

★本当のことを言っても大丈夫。
状況によっては言ってもいいし、言わなくてもいい。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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