攻撃的な人に狙われやすい⁉【しんどくならない人間関係のコツ】

心の持ち方

なぜか攻撃的な人のターゲットになりやすい人たちがいます。
このタイプの人は、他人の感情に巻きこまれやすく、不当な扱いを受けても何も言えず我慢しがち、言いたいことを上手く表現できないということが共通しています。

攻撃的な人というのはとても嗅覚にすぐれていて、大勢の中から受身的で反撃できないタイプの人をターゲットとして見事に選びだします。
すぐ上司に訴えそうな人や、攻撃してもスルーしそうな人は、ターゲットになっていないはずです。

ターゲットになりやすい人は、どこにいてもターゲットになりやすく、実際に、ご相談をお聞きしても、過去に似たような経験を持っている人が少なくありません。

つまり、異動や転職、離婚などでいくら環境を変えても、ターゲットになりやすい自分自身の問題を解決しない限り、この問題からは逃れられないということです。

実は、攻撃する人は、自信のなさという大きな問題を抱えていて、それを隠すために強がっているのですが、他人の問題はどうすることもできません。
できるのは、ターゲットにならないように身を守ることと、もしターゲットになってしまったら、できるだけ被害を受けないように自分を守ることです。

例えば、職場ならハラスメント被害として適切な人に相談しましょう。
プライベートの関係なら、もう無理につきあう必要はありません。
上手に距離をとって離れるか、相手がパートナーなら話し合って関係改善につとめてもいいですが、もし暴言や暴力があるなら逃げるのも一案です。

ターゲットにならないようにするには、泣き寝入りをしないと決めること。
一人でハラスメントを抱えないと決めること。
自分の身は自分で守ると決めること。
そして、明日にでも誰かに相談に行くか、相談の約束をとりつけてください。
そうした覚悟は鋭い嗅覚の相手に必ず伝わります。

★自分で自分の身を守ると決めましょう。
その決意は必ず相手に伝わります。

ハラスメントについて

近年、パワハラ、モラハラなどのご相談がとても増えています。
しかし、「それはハラスメントですね」と指摘されて、「えっ、そうなんですか」と驚く人も少なくありません。
自分にも落ち度があるし、相手も悪気があるわけじゃないからこれがハラスメントだとは思っていなかったというケースがほとんどです。

非常に誤解が多いのですが、ハラスメントに相手の意図は関係ありません。
ハラスメントが表沙汰になると、加害者は決まったように「そんなつもりじゃなかった」と言い訳をしますが、それは、車で事故を起こしたときに悪気がなければ罪が免除されると言い張るのと同じことです。
相手に実害を負わせているかぎり、加害者に悪気があろうとなかろうと関係ないということを覚えておいてください。

職場の場合、いちばんわかりやすい実害は仕事に支障がでることです。
これは職場にとっても損失になることなので、ことの経緯を記録して適切な人に相談すべきです。
仕事に大きな支障をきたしていなくても、不安や不眠などの健康被害がでているなら、医療機関を受診して診断書をもらい、これも原因となっている相手の言動を詳しく記録したものとあわせて相談にいきましょう。

いじめ・嫌がせはもちろんですが、認識されにくいハラスメントとしては、怒鳴る、「おまえは✕✕」というダメ出し、人前で叱る、無視などがあります。

特に、怒鳴るのは内容にかかわらず怒鳴ることじたいが暴力です。

また、ダメ出しは人格否定につながる表現なので、「ここをこうしてくれない?」とお願いのかたちで言い換えないとモラル・ハラスメントになります。
特に、家族や恋人などの近しい相手に無意識に使いやすいので、誰に対してもダメ出し禁止を自分に強く戒めましょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史