自分を認めてほしい!【本当の自信を身につける】

心の持ち方

承認欲求という言葉がありますが、世の中には「認められたい」人があふれています。
ソーシャルメディアには、自己アピールがこれでもかというくらいに投稿されています。
カウンセリングでは「認められたい」とはっきり言う人もいれば、間接的に訴えてくる人もいます。

では、他人に認めてもらえればそれで満足なのかというと、実はそうではありません。

よく例に出すのですが、亡くなった歌手のマイケル・ジャクソンは、あれだけ世界的な人気と巨万の富を得ていたのに、最期まで孤独なイメージがつきまとっていました。
他人に認められるという意味では、彼ほど認められた人はいないというほど多くの人に認められていたわけですが、おそらく彼は自分自身を認められなかったのでしょう。
整形手術をくり返し受けていたのも、自分に満足できずにいたからだと思われます。

承認欲求というのは、まず自分で自分を認めることが土台にあって、そのうえで他人にも認められたいと願うのが健全な順番です。
それを、土台がないまま他人に認められようとすると、「もっともっと」とエンドレスに承認を求め続けることになります。
穴のあいた受け皿に水を受け続けるようなものです。

現状に満足してしまうと成長しなくなると恐れる人もいますが、それは大きな誤解です。
「足るを知る」ことができてないから、満たされなさを感じてしまうのです。
また、人の存在価値は、誰かに評価され認めてもらうことではありません。

誰でも生きていることそのものに価値があるのであって、あなたの人生は誰かのためのものではありません。
しかし、他人に認めてもらいたい気持ちがとても強いということは、今までありのままの自分をしっかり認めてもらえた実感がないのかもしれません。

こういう経験をしていると、どうしても自分の存在価値を感じにくく、大人になっても他人から認めてもらいたいと執着してしまいがちです。
しかし、冷静に考えれば、親からもらいたかった無条件の愛情を、今から他人や親に求めても、無理だということがわかるでしょう。

今できることは、イメージのなかで自分が自分の理想の親となり、思う存分たっぷりと無条件の愛情を注いであげることです。
大人になれば、自分で自分を認め、満たすことができるようになります。
自分へのダメ出しはやめて、ささいなことでも自分をほめ、絶対的な味方になって応援し続けることでだんだん自身もついてきます。

★他人に認めてもらうより自分で自分を認めることが先。
あなたがあなたのいちばんの味方。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史