アダルト・チルドレンについて

心の持ち方

生きづらさを抱えている人の話を聴いていると、子供の頃、親からの無条件の愛情を感じられておらず、自分に自信がもてない、価値を感じられないということが少なくありません。

これは、経済的に恵まれていたかどうかとは関係ありません。
親がほどよい距離感であたたかく見守ってくれている感じがしていたかどうか、安心して自分らしくいられたかどうか、本能である甘えが満たされていたかどうかが大事なのです。

アダルト・チルドレン(以下 AC)は正式な診断名ではなく、機能不全の家庭に育ったことにより生きづらさを感じたまま大人になった人たちを指す呼び方です。
身体の暴力は言うまでもなく、言葉の暴力、無関心、過干渉、過保護、世間体を重視、兄弟姉妹や同級生などと比べる、ほめない、子を愚痴の聞き役にするなど、子供が子供らしくいられないような家庭は機能不全を起こしています。

ACの人は、自分がそうだと認めるまでは、自分の生きづらさは生まれつきの性格が悪いからだと思いこんでいることが多いのですが、ACだと認めることで、これは生育歴の問題であり、努力次第で修正可能だと希望がもてるようになります。

とはいえ、今までのすりこみを変えていくには相応の努力が必要です。
特に、考え方のくせやコミュニケーションのくせを変えるには時間がかかりますが、練習を続ければ必ず変えることができます。

ACの回復のワークとは、生育歴を丁寧に振り返り、抑えていたネガティブな感情を安心・安全な場所でアウトプットして消化してあげること、傷ついたままの小さい頃の自分であるインナーチャイルドをしっかり癒やしてあげること、今までのコミュニケーションパターンを振り返り、効果的なスキルを学び身につけること、考え方のくせを見直すこと、感情のコントロールを学ぶことなどをとおして、ありのままの自分を認め、自分で自分を満たし、自分のために生きていけるようになることを目指すものです。

今は、ネットや本で多くの情報が得られますし、当カウンセリングルームでも対応していますので、興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史