ゆとりを持ってケアをするコツ【パニック障害・家族や周囲の人は患者さんをどう支えるか】

パニック障害

【家族が疲れていては十分なケアができない】

パニック障害の人にとって、家族はいちばん身近な存在であり、ケアをしてもらう中心人物です。
いってみれば、療養生活の空気をつくる「キーパーソン」です。

その空気は、できればゆったりとおおらかなほうが、患者さんも安心して生活でき、自分がかかえる不安を小さくできます。

しかし、家族にしてみれば、問題が押し寄せてくるのに、いつもおおらかでいられるわけはないと思うかもしれません。

次に、いくつかコツを紹介しましょう。

心にゆとりをつくるコツ
まず、やらなければならないことを整理してみましょう。

患者さんのための用事を第一にして、家庭のことは、必要性に従って、やらなければならないことの優先順位をつけていきます。

必要なことがしぼられると、作業の合間に余裕がつくれます。

ストレスをためないコツ
家庭にストレスがあると、態度や言葉の端々からもれて、患者さんにも伝わります。
ストレスは、ゼロにはできなくても、自分で解消できる範囲にとどめるようにします。

また、自分なりのリラックス法を身につけることも大切です。
患者さんといっしょに腹式呼吸をしてみるのもいいでしょう。

自分だけの時間を持つコツ
1~2週間分の自分用のスケジュールをつくり、それに、患者さんから離れられる時間を組み込みます。

毎日ベッタリとそばにいて、全部の世話をしていては、患者さんの治ろうとする意欲や自立心を失わせます。
週単位のリズムなら、患者さんにも家族がいない時間への対処ができます。
家族はその時間を、趣味を楽しんだり、友人と会ったりすることに使えます。

パニック障害は、回復までに年単位の時間がかかる慢性病です。
家族は、自分の体や心も大切にしていかなければ、長期戦を乗りきれません。
それには、たとえ短くても自分のために使える時間を大切にすることです。

一人でかかえ込まないコツ
まじめな人ほど、さまざまな役割を一人でかかえてしまいます。
あまりにも役割が多いと、気持ちに余裕がなくなり、肝心の患者さんへのケアに熱意が持てなくなることもあります。
家族はあれもこれもと自分たちだけでかかえ込まず、公的なサポートサービスをできるだけ活用しましょう。

★Point
●家族のストレスは、患者さんにも影響する。家族も上手にリラックスする
●やらなければならないことを整理して、ポイントをしぼる
●一人でかかえ込まず、専門家の手や知恵を借りる

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

心理カウンセリングルーム ナチュラリー. では、「来訪・訪問カウンセリング」、及び、電話・ビデオ通話・メールによる「ネットカウンセリング」と、豊富なメニューを揃えております。
遠方の方におかれましても、どんなお悩みでも、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

●来訪・訪問カウンセリング http://mental-naturally.com/visit/
●ネットカウンセリング   http://mental-naturally.com/internet/