わがままで自己中心的な行動をしたら【パニック障害・家族や周囲の人は患者さんをどう支えるか】

パニック障害

【わがままで自己中心的な行動をしたら】

気分反応性がある患者さんは、まわりの状況に反応して気分が激しく浮き沈みします。
少しでもいやなことがあると、はたから見れば、ごくささいなことでも激しく反応して、気分がふさぎ、落ち込みます。
一方、自分にとって楽しいこと、好ましいことがあると、うつ症状が急に軽くなったり、消えたりします。

さっきまで立ち上がるのもつらく横になっていた患者さんが、友人から電話がかかったとたんに嬉々として長話をしたり、好きなテレビ番組を楽しそうに見ていたりすると、周囲の人は、何と自分勝手でわがままだろうと思います。
事情がよくわからないと、わざとやっているのかと誤解することもあるかもしれません。

こういった自己中心的な行動に対しては、「何をしているの」「具合が悪かったはずでしょう」などとしかるのは、かえって逆効果です。
非難や叱責は、患者さんの感情をいたずらに刺激して、症状はますます悪化します。

ただし、自己中心的な行動は、患者さん自身の社会生活にとって大きなマイナスとなります。
そのことを教え、よい方向へと導くのは、家族の役割です。
本人の気分が落ち着いているときを見はからい、「あなたの行動は、はたからはこのように見える」と客観的な視点からアドバイスをすることが重要です。

■自己中心的な行動への対処

患者さんは病気のために感情が敏感になっていることを理解する
わがままな行動に対して、非難したり叱責しても、症状を悪化させるだけと知る
激しい感情に対しては、理性や冷静さで対応する
社会生活を送る上でマイナスになる行動については、第三者の目で冷静にさとす

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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