ストレスを受けやすいタイプ【うつ病はどうして起こる?】

うつ病

【ストレスの感じ方は人によって違う】

ストレスを考える上で重要なことは、ストレスに対する反応が、人によって大きく異なるということです。
同じような仕事をしていても、それを「やりがいがある」と感じて張りきる人もいれば、「きつい」と感じて、ストレスのあまり体調をくずしてしまう人もいます。

つまり、ストレスの場合は、ストレス自体がよいか悪いかというよりも、ストレスをどのように受け止めるかが問題なのです。

ストレスがまったくない状態がよいかといえば、必ずしもそうではありません。
適度なストレスは、ほどよい緊張感をもたらし、活動の能率を上げます。
また、ストレスがまったくなかったら、達成感や充実感もありません。
「ストレスは人生のスパイス」ともいわれ、適度なストレスは、人生を楽しい、味わい深いものにするためには欠かせないものです。

問題となるのは、心と体にダメージをあたえるような過剰なストレスです。
特に、一時的な強いストレスよりも、長引くストレスのほうがダメージが強いといわれます。

また、人によっては、ストレスが一つであれば何とかうまく対処できても、それがいくつか重なってしまうと、許容量を超えてしまう人もいますし、一方、たとえストレスが一つでも耐えられない人もいます。

こうしたストレスに対する受け止め方の違いは、いったいどこからくるのでしょうか。

それには、その人が子どものころから育ってきた生活環境や状況、生まれつきの性格、経験、さまざまな能力、周囲との関係の持ち方などが影響しているといわれます。

また、その人の人生に対する考え方、信条や信念、価値観、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)なども影響すると考えられます。

【こんなタイプはストレスをためやすい】

ストレスの受け止め方に関し、性格は大きな要因の一つです。
ストレスを感じやすい性格は次のようなタイプだといわれます。

●まじめできちょうめんなタイプ
まじめできちょうめん、責任感や正義感が強く、完璧主義者で、何事にも一生懸命に取り組み、妥協しません。
そのため、もっともストレスを受けやすいタイプです。

●内向的でおとなしいタイプ
感情表現がへたで、イヤなことでもはっきりと「ノー」といえないために、意にそぐわないことでも引き受けてしまい、あとでクヨクヨ悩むタイプです。

●がんこできびしいタイプ
他人のちょっとしたミスも許せず、頭ごなしに否定したり、カッとなったりします。
自分の思うように事が運ばないと、腹を立て、その怒りがストレスとなるタイプです。

●心配性タイプ
ささいなことでも心配し、気にします。
いつも周囲に気をつかい、相手の調子に合わせるため、疲れてしまい、ストレスを内にため込むタイプです。

【「タイプA行動型」の人も要注意】

「タイプA行動型(A型性格)」とは、アメリカの循環器病学者・フリードマンとローゼンマンによって提唱されたもので、非常に活動的で野心的、競争心が高く、仕事熱心、常に時間に追われ、のんびり休むことを好まないタイプのことをいいます。

この「タイプA行動型」は、心臓病になりやすいタイプとして紹介されたものですが、強いストレスにさらされやすく、うつ病になりやすいタイプでもあります。

タイプA行動型(A型性格)とは

《性格面》
●強い目標達成衝動
●強い競争心、出世欲
●目立ちたがり
●野心的
●精力的
●常に時間に追われている感じ
●せっかちでイライラしやすい
●攻撃的で敵意をいだきやすい
●過敏で警戒的

《行動面》
●爆発的で早口なしゃべり方
●機敏、せかせかとした動き
●食事のスピードが速い
●一度に多くのことをやろうとする
●いらだちを態度にあらわす
●挑戦的な言動
●特徴的なしぐさや神経質なクセ

★Point
●ストレスの感じ方や受け取り方は人によって異なる
●ストレス自体のよしあしよりも、そのストレスをどう受け止めるかが問題
●タイプA行動型(A型性格)の人はストレスを受けやすく、うつ病になりやすい

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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