急激な環境の変化【うつ病はどうして起こる?】

うつ病

【喜ばしい出来事もストレスとなる】

うつ病の発症には、本人が置かれている環境が大きく影響します。

特に、「急激な環境の変化」があった場合、それにうまく対応できないと、強いストレスを感じ、うつ状態になることがあります。

急激な環境の変化とは、たとえば、異動、転勤、転職、リストラ、左遷、退職、離婚、病気や事故などです。

ただし、ストレスとなるのは、必ずしもマイナスの出来事ばかりではありません。
本人が望んでいたはずのことが起こった場合でも、それが心の負担となることがあるのです。
入学や卒業、就職、結婚、妊娠・出産、昇進、栄転、新居への移転など、本来は喜ばしい出来事でも、本人にとっては責任が重くなることへの心理的負担、新しい環境や生活に対する不安などが強いストレスとなって、うつ病を引き起こすことがあります。

うつ病になりやすい人の性格として、まじめ、堅実、きちょうめん、勤勉、責任感が強い、といった点があげられますが、反面、現状維持にこだわる、変化も好まない、といった面もあります。
そのため、環境が急に変わると、その変化についていけず、大きなストレスを感じてしまいます。
たとえ昇進であっても、環境が変わるという意味では同じですので、うつ病のきっかけとなりうるのです。

また、昇進は周囲から期待されることもありますので、その期待にこたえなければならないという気持ちになり、つい無理してがんばりすぎてしまうことも、本人には大きな負担となります。

うつ病のきっかけとなる「環境の変化」

●明らかに望ましくない変化
リストラ、左遷、親しい人との死別など

●一般的には望ましい変化でも、本人には負担となる変化
就職、昇進、栄転、結婚・出産など

●変化そのものは望ましくても、心身ともに大きなエネルギーを要する変化
新居への引っ越しなど

★Point
●急激な環境の変化は強いストレスとなり、うつ状態を引き起こす
●まじめできちょうめんな人ほど環境の変化についていけない
●昇進、結婚、引っ越しなど喜ばしい出来事もストレスとなる

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

コメント