回復までのプロセス-②【うつ病とはどんな病気?】

うつ病

③再発予防期

回復期を過ぎ、症状が安定しても、まだまだ油断はできません。
うつ病は再発しやすい病気です。
統計によれば、はじめてうつ病になった人の約半数は再発するといわれています。
症状軽快後2~3カ月はうつ病が再燃しやすい時期といわれています(再燃は、病気が治りきらないうちにまた症状が悪くなること)。
そのため、回復期を過ぎてもしばらくは薬物治療を継続して、再発を予防しながら調子のいい状態を維持していく必要があります。

治療によって調子がよくなると、気力も少しずつ出てきます。
まわりの人が見ても、元気そうで、家族もほっと一息という感じになります。

しかし、この時期にいちばん気をつけなければならないことは、本人も家族も安心してつい気がゆるみがちになることです。
この時期は、「回復への最後の総仕上げ」ともいえる時期ですから、決して気をゆるめてはいけません。

勝手に薬を飲むのをやめてしまうのはもちろん厳禁ですが、薬の飲み忘れにも注意が必要です。
薬をやめる際には、必ず主治医の指示に従うことが大切です。

一般に、回復してからも、再発予防のために、服薬などの治療は半年から1年ぐらいは継続して行うのがふつうです(維持療法)。

また、自分がどんな状況でうつ病を発症したのか、また、調子が悪くなりはじめる際にどんな症状(サイン)がみられたのか、この時期に家族や周囲の人たちと話し合っておくことも大切です。

再発のサインは人それぞれですが、気分の落ち込みやイライラ感、不眠など、その人の再発のときの症状と、はじめてうつ病になったときの症状とはほぼ同じなので、もし家族や周囲の人が再発のサインに気づいたら、なるべく早く受診をすすめましょう。

★Point
●うつ病は治るまでに一進一退をくり返す
●うつ病は再発しやすい病気。治ったと思っても油断は禁物
●治ってからでも薬は半年~1年ぐらいは飲みつづける(維持療法)

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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