【パニック障害の経過-③】「うつ病」を併発するようになる-2

パニック障害

パニック障害は、うつ病を併発すると経過が長引きますので、早く見つけて適切な治療をすることが非常に重要です。
そのためにも、非定型うつ病(パニック性不安うつ病)の症状の特徴を知っておくことが大切です。

●気分反応性
いつもうつ状態にあるわけではなく、まわりで起こる出来事に気分が左右されます。
好ましいことがあると気分がよくなりますが、イヤなことがあると激しく落ち込みます。

●過剰に眠る(過眠)
過眠状態は抑うつ気分と併行しますので、気分が激しく落ち込むと眠気も強くなります。
1日に10時間以上眠る日が1週間に3日以上あったり、眠っていなくても、ベッドにいるのが10時間以上なら過眠です。

●体が鉛のように重く感じる
単に疲れやすい状態を越え、まるで手足に鉛が詰まっているかのように体が重く感じられる症状です。
立ち上がるのさえ大変で、自分ではどうにもなりません。

しかし、周囲からは、怠けているとか、わざとやっていると誤解されてしまいます。

●過食、体重の増加
「何かを口にしていないと気持ちが落ち着かない」という不安感から、食べることへの過剰な衝動が起こります。
中でも、チョコレートなど甘いお菓子への欲求が強くなります。
週に3日以上、度を越して食べるようなら「過食」です。
これにともない体重もふえます。
3ヵ月の間に、健康時の5%以上体重が増えていれば「体重増加」とみなされます。

●拒絶されることへの過敏性
他人の侮蔑的な言動や、軽視、批判に対して極度に敏感になり、ふつうでは考えられないほど激しい反応を見せます。

※なお、このような典型的な非定型うつ病の症状はないものの、軽いうつ状態になる場合があります。
本人も周囲の人も、医師ですら気がつかないことがあり、注意が必要です。

★Point
●パニック障害の慢性期には、非定型うつ病を併発することがある
●非定型うつ病は、いわゆるうつ病とは症状が異なり、見落としやすい
●非定型うつ病を併発すると経過が長引くので、早く見つけることが重要

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

心理カウンセリングルーム ナチュラリー. では、「来訪・訪問カウンセリング」、及び、電話・ビデオ通話・メールによる「ネットカウンセリング」と、豊富なメニューを揃えております。
遠方の方におかれましても、どんなお悩みでも、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

●来訪・訪問カウンセリング http://mental-naturally.com/visit/
●ネットカウンセリング   http://mental-naturally.com/internet/

コメント