《パニック発作とは-②》心と体にあらわれる多様な症状-1

パニック障害

【パニック発作の症状を、体験者はこう感じている】

はじめて発作が起こったとき、それがすぐにパニック発作とわかる人は多くはありません。

パニック発作では、精神症状と同時に動悸や呼吸困難などの身体症状があらわれるため、ほとんどの人がまずは体の病気を疑います。

最初のうちは、心の病気など恥ずかしいといった気持ちがあるかもしれません。
しかし、ここは早く正しい診断をしてもらうことが大切です。
では、どのような症状があったらパニック発作なのでしょうか。

DSMの診断基準では、13症状のうち4つ以上が同時に起こるとパニック発作の可能性が高いとしています。

この症状リストに添って、実際に体験している患者さんの表現をおりまぜながら症状を解説してみます。
家族や周囲の人が発作の苦しさを理解する参考になるでしょう。

●動悸、心悸亢進、心拍数の増加
動悸などの心臓症状は、もっともよくあらわれる症状です。
これは胸がドキドキするといったなまやさしいものではなく、「心臓が破裂する」「心臓がバクバクして口から飛び出しそうになる」「心臓をぎゅっとつかまれるような感じ」などと表現されるほど強烈なものです。

●汗をかく
暑いためにかく汗ではなく、恐怖や不安による冷や汗です。
冷たい汗は、恐怖感や不安感をさらに強め、不吉な感覚を呼び起こします。

●ふるえる
手足や、ときには体全体がふるえ、自分ではコントロールできない状態になります。
手が小刻みにふるえたり、足がガタガタふるえることもあります。
全身がけいれんするように、ガタガタと体が動く人もいます。

●息か切れる、息苦しい
息苦しさも、パニック発作の代表的な症状です。
呼吸が速くなったり、息が荒くなってハーハーといったり、ついには息をすることさえ困難になることがあります。
息の吸い方や吐き方がわからなくなったと訴える人もいます。

●息が詰まる、窒息しそうになる
現実には、そんな場所にいるわけではないのに、狭いところに閉じ込められ息が吸えないと感じると訴える人もいます。
窒息する感覚は死につながり、強い恐怖感を引き起こして、失神する人もいます。

⇒ 2へ続く

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