期待されると無理をしてしまう【自分をもっと大切に】

心の持ち方

【期待されると無理をしてしまう】

つい期待に応えたくなってしまうのは、アダルト・チルドレンの「いい子」によくみられる特徴です。
小さい頃から、いい子でいるのがあたりまえ、親の期待に応えてほめられたい、認められたいと必要以上に頑張ってしまうのです。

こうした気持ちの裏には、親の期待に応えていい子でいないと認めてもらえないのではないか、「いらない」と言われてしまうのではないかという怖れがあります。
そして、親の期待に応えることが自分の存在意義だと思いこむようになります。
自分の意思や欲求を押し殺して、親の期待に応えようと無理を重ねることがあたりまえになっていきます。
無理を重ねると苦しいですが、「もうできません」とは言えません。
期待に応えられないということは、自分は必要とされなくなるという恐怖とセットだからです。
弱音を吐くという選択肢はないのです。

こうした原型があると、相手が親でなくても、誰かに期待されると自動的にそれに応えてしまうようになります。
よくあるのは、会社で仕事を頼まれると断れなくて一人で抱え込んでしまい、結局どうにもならず、ミスをしたり、朝起きられなくて会社に行けなくなったりするというケースです。

こんなふうに、言葉で表現できないと、代わりに身体に支障がでるようになります。
食欲がなくなったり、過食になったり、眠れなくなったり、過呼吸になったり、胃が痛くなったり、身体中が自分に「もう無理」とメッセージを送ってきます。

期待に応えられるのはすばらしいことですが、自分の限界を超えてまで頑張る必要はありません。
こうしたメッセージを感じたら、やりすぎているというサインだと思って、いったん立ちどまり、できれば少し休憩しましょう。

あなたは他人の期待にはもう充分応えてきました。
これからは、あなたの期待に応えてあげてください。
あなたの身体が悲鳴をあげていたら、「休みたい」という期待に応えてあげましょう。

他にもきっと、あなたがあなたに期待していることがたくさんあるはずです。
これからは、その声に応えてあげましょう。
それが、自分を幸せにすることにもなります。

そのためにも、他人や会社の期待に応えるのはほどほどに。
彼らのために無理をして倒れても何の保証もありません。
特に女性の場合は、パートナーに尽くしすぎて苦しくなるケースも多いので気をつけましょう。

自分の期待に応えることは、自分をより豊かにハッピーにします。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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